〈ichishina design〉ポップアップレストラン「MIKASHIKI」にて器を使用して頂きました
伊勢 クリエイターズ・ワーケーションのプロジェクトで開催されたポップアップレストラン「MIKASHIKI」にて器を使用して頂きました。
「伊勢 クリエイターズ・ワーケーション」は、今年の11月から始まっている国内の文化・芸術分野のプロのクリエイターが伊勢市内に宿泊滞在して創作活動に取り組むプロジェクトです。11月13日から24日まで料理人の大野尚斗さんとディレクターの江六前一郎さんが「侍キュイジニエ」というユニットで伊勢志摩エリアに滞在し、期間限定レストラン「MIKASHIKI」を開きました。
ポップアップレストラン「MIKASHIKI」
11月21日(土)・22日(日)伊勢市河崎 ロカンダ・ボーノ
レストランの名前になっている「御炊 みかしき」とは、内膳司の官人のことで、一般に貴人の食事の準備をする者・場所のこと。伊勢神宮でも、神饌(神様に奉る食事)を作る者のことをさします。料理人大野尚斗さんは、伊勢とその周辺の食材への感謝と伊勢の神々に感謝しながら、料理をとおして「伊勢」を表現したいとの思いを込めて、このポップアップレストランに取り組まれました。
伊勢志摩の食材を使った料理が並ぶテーブル。その料理を載せる器に、伊勢市二見のガラス作家中村一也さんのガラスの器、伊勢志摩の海の色をイメージして作ったichishina designの萬古焼の器「ichi Pottery(iseshima blue)」、ウェルカムプレートにオリジナルの雪小紋のひのき材のプレートが使われました。
地域に根付く食材・文化に触れてその自然の恵みと営み、人に感謝をしながら作られるディナー。より豊かなお食事の時間のお手伝い、地域に根付く文化や特産の魅力を発信する、お伝えするお手伝いが出来ていたら嬉しく思います。
コンテンツサービス「note(ノート)」のアカウント【伊勢市公式】クリエイターズ・ワーケーション2020にて江六前さんの滞在記が掲載されています。食材についてなど詳しく説明されていますので、ぜひ、ご覧下さい。
photograph by 村川荘兵衛